砂になった人

砂になった人の趣味や勉強についての備忘録

R

【R/Rcpp】EMアルゴリズムで項目反応理論を実装する ー Polya-Gamma Data Augmentationの応用

R C++

こんにちは。前回・前々回と項目反応理論(Item Response Theory, IRT)のスクラッチ実装に関する記事でしたが、今回もその続きというか発展編です。これまではベイズ推定を用いるのが通例でしたが、やはりベイズは気長に待たなければならないという悲しい点…

【R/Rcpp】Rcppを使って項目反応理論 (IRT) のスクラッチを高速化

R C++

タイトルの通り、Rcppで項目反応理論をスクラッチ実装しました。前回記事の追記で、ほぼすべての関数をC++で書き換えて高速化しました。 sunaninattahito.hatenablog.com 【追記: 2022/02/14】RcppAramdilloを使って行列計算をちゃんとしたところ、推定時間…

【R/Rcpp】項目反応理論 (IRT) をスクラッチで実装する

R C++

タイトル通りです。IRTをスクラッチでMCMC実装しました。検索をかけてもあまり実例が出てこなかったため、自分のメモ帳替わりということも含めて記事にします。 本記事では、Wim J. van der Linden (2016) の``Handbook of Item Response Theory Volume 2: S…

【R/Stan】潜在変数モデリングで潜在的に評価の高い南アジア料理の店を探す

突然ですが、最近のマイブームは都内の美味しい南アジア料理屋を探し回ることです。とはいっても、かなりの店舗さんが存在しますのでスパッと「ここいいかも~」みたいなお店を探し当てるのは中々苦労します。その中でも役に立つのが皆さんご贔屓の「食べロ…

【R】Spotify APIを利用して関連するアーティストをDigりまくる

今回は、Spotify APIを利用してデジタルにdigをしてみます。目次は以下の通りです。 はじめに 何をするのか パッケージの読み込み+α アーティスト情報の取得 ネットワークの可視化 はじめに 先日、「SpotifyのAPI利用をRでできねーかなー」とか思っていたら…

【R/Stan】項目反応理論でM-1を分析してみる

R

RとStanを使って、過去三回のM-1についての分析を項目反応理論を応用して分析してみました。目次は以下の通りです。 はじめに 何を分析するか どうやって分析するのか 項目反応理論を応用する パッケージの読み込み データの読み込み 項目反応理論(IRT)を…

【R】Bayesian heteroskedastic linear regresssionをRで実装してみる(実装編)

R

はじめに 前回は以下の記事にて、Bayesian heteroskedastic linear regressionの理論について整理しました。 sunaninattahito.hatenablog.com この記事では、前回の記事で導出したposteriorを基に、Rで自力でMCMCを実装してみることにします。また、この記事…

【R】Bayesian heteroskedastic linear regresssionをRで実装してみる(理論編)

R

はじめに 先日、Twitterを見ていたら、「StanとかJAGSは、MCMCを自力で書けない人が使うべきでない」というような指摘をするツイートを見つけました。 それを見て、私自身「ギクッーー」となりました。この指摘は本当におっしゃる通りであり、Stanなんかは事…